前回の記事ではお迎えまでに必ず準備しておきたい用品を紹介しました!
お迎え後すぐではなくても、しばらくしたら絶対に愛犬の健康のためにも用意したい用品をピックアップしてみましたれ!
今後必要になってくる用品てどんなものがあるの?買い足しておくべき?を解説していきます。
前回紹介した必須用品はこちらからぜひご覧ください。
必須用品以外にも必要な用品は?
お迎えまでに必要ではないけど、これからわんちゃんとの生活を送るうえで、今後必要になるグッズはこちら!
- ブラシ
- シャンプー関連
- 歯磨きグッズ
- 耳掃除グッズ
- 首輪・リード
- おもちゃ
- 洋服
①ブラシ
わんちゃんの被毛を梳かすことができるブラシ。
被毛の長いわんちゃんはブラシを使わずにいると、次第にもつれが発生します。
そのまま放置してしまうと、フェルト状になって切るしかない状況にもなってしまいます。
- お尻まわり
- 耳の付け根
- 首回り
- 脇
上記の部位は尻尾や耳が良く動き毛と毛ががこすれるため、摩擦で毛玉ができやすくなります。
たかがブラッシング、たかが毛玉なのですが、これを放置すると痛みがあったり、最悪の場合は皮膚の炎症を起こすこともあるため、放置は厳禁です。
毛が長い長毛種のわんちゃんは、「スリッカーブラシ」
毛が短い短毛種のわんちゃんには「ラバーブラシ」をおすすめします。
②シャンプー用品
トリミングサロンに出せばシャンプーもカットもしてもらえますが、狂犬病の接種・混合ワクチンが3回済むまでは預けることができません。
そのため犬が汚れてしまったり、においがキツくなった場合は、自宅でのお手入れが必要になります。
水に濡らしてシャンプーだけではなく、シャンプータオルという体を拭けるウェットティッシュもあるので、飼い主さまがお手入れできる方法を選択いただくのがいいかもしれません。
ただし、タオルはシャンプーをするよりも効果は薄いので、汚れがひどい場合はシャンプーをすることをお勧めします。
子犬のうちはシャンプーはダメって聞いたけど?
店頭でもこのように質問されることが多いのですが、絶対しちゃだめ!ということはありません。
ただ、子犬は体調を崩しやすくはあるので、下記に注意しもらえれば自宅がシャンプーはできます。
- 混合ワクチン1回接種後、1,2週間空ける
- シャンプー後の乾かし残しに気を付ける
→濡れた状態だと風邪をひいて、体調を崩してしまう場合もあります
シャンプーが不安なら、ウォーターレスシャンプーがおすすめ!
シャワーで濡らしてのシャンプーが不安なのであれば、ウォーターレスシャンプーという水を使わないシャンプーをおすすめします!
基本的に泡で出てくるタイプで、泡を全身に馴染ませてから蒸しタオルで拭いてあげることで、シャンプー効果を得ることができます!
洗い流す必要がないので、とっても簡単にお使いいただけますよ。
特にたかくら製品の「ウォーターレスシャンプー」は植物成分を使用しているので、皮膚に泡が残っていしまっていても問題ありません。
③歯磨き用品
最近は犬の歯みがきの重要性も認知されてきたなと店頭では感じています。
お客さまの関心や質問内容なども、お調べになって来店される方が多いです。
犬に歯磨き必要なの?
わんちゃんにも歯磨きとっても大切です。
人間と違って口腔環境から「虫歯」にはなりづらいのですが、「歯周病」のリスクがとても高い動物です。
特に最近はおやつやごはんもウェットフードなどの食べカスが口の中に残りやすい食べ物も多いため注意が必要です。
歯周病になると筆者の実家わんこのように、すべての歯を抜かなくてはならなかったり、最悪の場合細菌が増殖し、あごの骨を溶かして頬に穴が開くケースもあるようです。
歯磨きの頻度
そこで重要なのが歯磨きの頻度です!
歯垢が歯石となり、歯周病の原因となる細菌繁殖につながるのですが、犬は思っているより歯垢から歯石になるスピードがとても早い。
できれば毎日磨いてあげたいところですが、そんな時間ない!という場合は、最低でも3日に1回は必ず磨いてあげてくださいね。
最初は歯磨きジェルやシートでOK
最初から歯ブラシで磨くのは難しいので、最初は口の中に人の指が入っても嫌がらないようにトレーニングしてみましょう。
歯磨きジェルを指に付けて口の奥に指を入れてみて、慣れたらシートを巻いて磨く練習をしてみることをオススメします!
④耳掃除用品
お耳掃除は頻度としては2週間に1回程度でOK
人の耳掃除のように綿棒を使って奥まで掃除するのではなく、耳の入り口を専用シートで拭いてあげるようなイメージです。
特に綿棒を使って掃除しようとすると、わんちゃんの耳の構造上奥まで汚れを押し込んでしまう可能性があるのです。
ひとまずは月に3,4回程度、お耳汚れがないかを確認し、ふき取ってあげれば十分です。
もし茶色の耳垢がたくさんある!というときは、動物病院を受診しましょう。
⑤首輪・リード
子犬をお迎えしたときは、おそらくまだお散歩に行けるようになるワクチン接種がすべて終わっていない子が多いと思います。
そのため首輪やリードは今すぐに必要ではないのですが、スムーズなお散歩デビューをするために、お家で慣れさせておくことが重要です!
お散歩に必要なお散歩バッグの選び方と10年使い続けるオススメバッグも紹介していますので、こちらの記事もご覧くださいね。
https://aiken-aibo11.com/doggy-bag/最初は首輪がおすすめ
わんちゃんのお散歩グッズは首輪と胴輪と2種類あります。
よく「どちらがいいですか?」と相談を受けるのですが、子犬にはまず首輪をオススメしています。
というのも、胴輪は犬ぞり用に作られた用具なので、「胴輪=わんちゃんが引っ張りやすい構造」となっており、引っ張り癖が付きやすいのが難点です。
ただ、気管支炎など喉に何かしらの炎症を持っている犬には向いています。
最初のお散歩デビューは首輪から始めてみてください。
首輪は特に人間の意志をリードから伝えやすく、止まってほしいときにすぐに伝わるので、わんちゃんの身を守る意味でも良いでしょう。
慣れさせるところから始めよう
初めて体に何かを付ける、というのは最初はもちろん嫌がる子が大半です。
1日に数分~数時間で装着時間を徐々に延ばしながら慣れさせていくのがオススメ!
遊び疲れた後にそっとつけてあげるなど、気にしない状況からつけてあげると慣れるのも早いですよ!
ただし、お留守番中に首輪をつけたまま出かけるのはNG。
というのも、首輪が気になって噛み始めたときに最悪の場合、歯が首輪に引っかかって口が開いたままの状態になることも考えられます。
首輪に慣れさせる練習の時は、必ず人が見ている状況で練習をしてあげましょう!
⑥おもちゃ
わんちゃんのストレス発散や、人とコミュニケーションを取るうえでもとっても大事なおもちゃ。
おもちゃがなくても生活はできますが、必須レベルで用意してあげてほしいアイテムです!
何種類か用意してあげるのがベスト
「どんなおもちゃがあるの?」「どんなものを用意してあげたらいいのかわからない!」という飼い主さんもいらっしゃると思います。
まずはおもちゃの種類ですが、ざっくり以下のような種類があります。
大まかに分けると6種類に分けられます。
デンタルトイ、引っ張りロープ系、ぬいぐるみ系を何種類か用意してあげるのが、わんちゃんも飽きにくく、長く遊んでくれると思います。
ただ、犬の好みもあるので試しながらという条件付きにもなりそうですが…。
ペットショップやブリーダーさんに、どんなもので遊んでいたのか聞いておくのも良いでしょう。
引っ張りロープはコミュニケーションツール
おもちゃは犬だけで遊ぶものではありません。
もちろん、お留守番のお供的な存在として与える場合もありますが、しつけの一環としても「人と遊ぶ=楽しい」と認識してほしいところです。
引っ張り系のおもちゃだと、人間側も遊びやすく、わんちゃんもストレス発散+人と遊べる!を学んでくれるのでオススメしています!
⑦洋服
最近は街中でもわんちゃんに洋服を着せている飼い主さんを多く見かけるようになってきました。
オシャレだけではなく、冬は防寒対策、夏は紫外線対策として着せることも可能です。
ただし首輪と同じで最初は嫌がる子が多いので、慣れさせていく必要があります。
犬種によっては冬のお洋服は必須レベル
冬の寒さに特に弱い犬種たちがいます。
というのも原産国が温かい国だったり、毛質的に寒さに耐えられないなど理由は様々ですが、人気犬種に絞って紹介します。
- トイプードル
- マルチーズ
- チワワ
- ヨークシャテリア
- イタリアングレーハウンド
これらの犬種は寒さに弱いため、冬の洋服着用がほぼ必須で必要となります。
子犬のころからお洋服を着せる練習をしましょう。
最初はどんな洋服がいいの?
ペット用品店に行くと、かわいいお洋服がたくさん並んでいると思います。
フード付きだったり、飾りのリボンがついていたりととってもかわいいですよね!
ですが、ちょっと待ってください!
最初からそのようなお洋服は危険です。
みんなかわいい洋服着せたいって思ってるんじゃない?
洋服に慣れていないうちは、飾りが気になってかじってみたり、フードが気になってその場で永遠と回ってみたり…。
反応は様々あると思いますが、洋服に慣れさせるという点では非常に不向きです。
最初はリボンなどの飾りがないシンプルなお洋服が良いでしょう。
また、生地感もふわっとした伸縮性の高いものが着せやすくおすすめですよ!
まとめ
子犬のお迎え後に少しずつ揃えていきたい用品について紹介しました!
これからのわんちゃんとの生活イメージが膨らんで来たでしょうか?
最初のお迎えに絶対必要!ではないけれど、これからの愛犬との生活を健康で豊かにするためにも用意すべき用品の一覧でした。
特にお手入れ用品は愛犬の健康を保つには必要不可欠になります。
今後15年は一緒に生きていくわんちゃんですから、病気をせずに元気に健康でいてほしいものです。
お手入れの時間も必要にはなりますが、ぜひわんちゃんのためを思って実行に移してほしいです!
愛犬との生活がもっと彩られますように!ほなね~。